生きるって何かを育てることなんです。
生きるって戦いじゃないんです。
生きるって何かを育てることなんです。
生きるって誰かの思考習慣じゃなくて自分の思考習慣を、
選ぶことなんです。
ゴリラを知っていると思います。
ゴリラは狂暴なイメージがついて回ります。
だけどそのイメージは、どこで付いたのでしょう？
私は気が付いた時には付いていました。
でも、ある日ふと思います。
少女時代、男子たちが私に勝手に付けたあだ名・・
松ゴリ！
マツゴリと呼ばれる度、
嫌で、嫌で仕方がありませんでした。
おまけに歌まで造られてました。
リララ、リララー
マツゴリラリラー
最悪です。
頭が痛くなりそうです。
その時から、ゴリラが嫌になりました。
でも、大人になって街に出ると
嫌な男子はいなくなりました。
自然と嫌な気持ちは薄れます。
時間の経過は早いものです。
１０年、２０年、３０年。
ある時、ゴリラのシールを見かけました。
生ゴリラのシールです。
色んな、仕草をするゴリラがたくさん居ます。
そのどれも、なぜか
「可愛い」
その時、あの時の男子たちはこの事を言っていたのか！
と、私は思いました。
私はあの時、まだ本物のゴリラという生き物を見たことがありませ
パンダや、熊、ライオンは見た記憶があったのです。
猿もあります。
だけどなぜか、ゴリラはまだだったのです。
もしかしたら見ていたかもしれません。
でも記憶の中に無かったのです。
ゴリラは、イメージで出来上がっていたのです。
「あの時の。」
閉鎖していたのかもしれません。
それが勘違いかもしれませんが、
閉じてしまっていた扉は、
開くのだという事実が私の中で出来上がった瞬間でした。
あの時のまま、ゴリラのイメージ先行型人生の私なら
ゴリラというキーワードを見聞きした途端。
「あの時の記憶」に直結していた事でしょう。
が、しかし
その後、
ゴリラは嫌だなぁという記憶に向き合う事を決意した私にとって、
「嫌なことには、必ず宝物が隠れている。不確かな真実があったの
それさえも確かな核心へと移り変わる瞬間に立ち会うことに成功し
その証明が、ゴリラのシールとの出逢いだったのです。
私にとっての証明とは、
文字の、通り
「自分にとっての証明であって他者への証明ではありません。」
人には人の意識があるからです。
閉じていた意識が開くというのは、
今迄、戦ってきた人生ならば、
何かを育てる事を、自分の人生にする事です。
例えばですが、
逆はどう思いますか？
何かを育ててきた人生でしたが、
ある事をきっかけにして、
何かと戦う人生へと移り変わりだした。
これは社会情勢を、見る事にも繋がります。
生きる事は、戦いじゃない。
この事を理解出来るようになれたのは、
SNSの普及による恩恵以外にはあり得ません。
だから私はこの事を、世界に配信しています。
言葉の強さ＝強さのようでも、
本当の強さを、理解出来てそれを実践しようとする時。
それまでの価値観はひっくり返り始めます。
その時、周りは変わり出します。
それ迄の人間関係の形では窮屈さを感じ始めます。
集団の中に要れば尚の事です。
はじかれる事もあります。
そんな変化を、受容してくれるだけの環境を探しに出かけるのです
必ずあります。
長い時間かけてでも、手にした時。
二度と手放したくなくなります。
他の全てを失ってでも。
それ一つさえあれば生きて行けるからです。
それは今、戦っている人も、安らかな人にも、内面に隠されていま
どこにも売っていません。
誰も教えてくれません。
学ぶ事は人生を豊かに変えます。
松も幸子
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