名前も知らない、彼女の優しさ。

 

 

 

こんにちは、

心理養成講師の松本です。

 

 

最近、本名さえ知らない一人の女性が

JRの駅改札口ベンチ・シートに腰掛け、

 

 

私のシフトは土日も、平日も関係がないのにも関わらず、

いらっしゃるのです。

 

 

最初にお見かけした時、

『誰かと待ち合わせされているのだろう。』程度で

特別気にもしていませんでした。

 

 

しかしなのです。

 

 

それから、数日後

そして、そのまた次の日。

 

又は、

 

 

少し時期を開け、

 

そうかと思えば、

何日か連続でいらっしゃるので、

 

 

さすがに、

なんか見てはいけない物を見ているのではないのか?

 

 

そう感じ出すわけでした。

 

 

もうここまでくると偶然を通過していますので

そっとしておく方を選びました。

 

 

そんな毎朝の事を、

くぐりぬけ

 

 

私は、ある日の夕食食材を購入する為

スーパーまで出かけました。

 

 

自転車を、駐車場へ止め

館内へ入店する際

 

スロープが設置されているのですが、

 

 

その脇には、

寄せ植えされた可愛らしい木やお花が咲き誇っています。

 

 

 

そこを通過するのが私はスキなので、

 

 

カートとカゴを、ゴロゴロ押しながら

坂道を登りかけましたら、

 

 

そこに、彼女が楽しそうに近所のおばさま方と

楽しくコミュニケーションをとっている姿を発見しました。

 

 

私は、少しいつもの道を変えることにしました。

 

 

楽しそうにお話しているので、

気をきかせてみたのです。

 

 

すると、あちらの方から

彼女が、ダダダダァーーッ!!!っと

 

 

『お姉さんーっ』

『こんにちは』

 

と駆け寄っていらっしゃいました。

 

 

私は、そこで挨拶をかわしました。

 

 

『こんにちは』

 

 

彼女は、嬉しそうに微笑みながらこう言いました。

 

『お姉さん、いつもどこに行くの?』

 

 

私は、お仕事です。とお答えしました。

 

すると彼女は続けました。

 

 

『いつも、朝みているのに気付いてくれない。』

 

 

私は、思いました。

朝は、自転車で全力疾走して自宅から駅まで到着。

 

 

その後、駅のエスカレーターを、使わず階段を登る。

 

背中と両手には、気を抜くと持てなくなりそうな荷物を持っている。

 

正直なところ、朝からそんな余裕などないんです。

 

 

そう、思いました。

そして、そうお伝えしました。

 

 

それ迄、彼女との偶然を超えた朝の風景には

何かがあるなんて考えもしなかった私ですが、

 

 

ここで、彼女からお聞きした言葉で

こんな風に感じ取る訳です。

 

 

 

『彼女とは何の面識もないのですが、

出逢いは20年ほど前まで遡ります。

 

 

その頃の私は今とはまるで別人格でした。

 

荒れ果てた心と、どうしようもない人生にけりをつけようと、

たった一人で社会の中に船を出港させたはいいのですが、

 

 

何も分からないような状態が、はた目にも

ハッキリ分かったはずです。

 

 

そんな私が、今

人様のお役に立てて、人様から感謝されるお仕事を

させて頂く為に朝から、動きだしているのです。

 

 

同じ大地に住んでいらっしゃる

彼女に何かを感じさせたようです。

 

 

朝、駅にいらっしゃったのには

こうした理由が存在すると私は考えました。

 

 

更に、彼女から

彼女の理由を、聞いた事により

 

 

彼女は、他の誰かと

待ち合わせしていたのではなく。

 

 

この私だけを、

見ていた事実に到達しました。

 

 

それに気が付いたら、

もう。

 

 

挨拶せずに通過など絶対に出来るはずがありません。

 

 

『次に、会った時には

ちゃんと挨拶しますね。』

 

 

『そのことに気が付かなくってごめんなさいね。』

『それから、ありがとうございます。』

 

 

そう伝えると彼女は笑顔で微笑んでくれました。

 

 

次の日も、

いつ来るのかも、

 

 

毎週、何曜日がお仕事なのかも、

私は、お伝えしていません。

 

 

それでも彼女は、朝。

駅の改札口前、ベンチに座り私を待ってくださっているのです。

 

 

もちろん毎日とは言いません。

しかし、普通の人がそんな見たくらいの人の為に

 

 

このような行動を起こすことが、あるでしょうか?

 

 

私は、知りません。

 

 

彼女が駅に居るにせよ居ないにせよ、

 

私は、朝その場所を通過する時

その方角に視線を向けるようになりました。

 

 

そして彼女がいらっしゃる日は、

 

通過する時の一瞬ですが、

やりとりがあります。

 

 

『おはようございます。』

 

『行ってらっしゃい。』

 

『ありがとうございます。』

 

 

 

そして、スーパーでも時々お顔を拝見するタイミングが

あるのです。

 

 

その時も、

挨拶を交わして終わりです。

 

 

 

私は、その時も

朝の駅の時も、

 

 

いつでも自転車で、どこかへ向かっている途中。

 

そしていつでも荷物を、一杯自転車に摘んでいて、

背中にも一杯荷物を背負っている。

 

 

そして、いつも汗をかいている。

 

そして、いつも生きている。

 

 

彼女は私を、応援してくださっているのです。

 

私は、彼女の応援に感謝している。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 

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時間が経過するごとに、子猫がこちらを覗いているように見え、
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(心理的な闇から、少しお日様が見えた瞬間に出逢えます。)

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食べれるようになりました。(照れ笑い)

 

 

 

 

 

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