別れるということ。

 

 

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みなさんいつも本当にありがとうございます。きょうは、町まで出てきました。ひとつのお別れをして来ました。

 

と言っても、誰かとのお別れではなくて、心の中のひとつを、ちゃんと終わらせてきました。

このお別れは終わった後味がとても良くて、わたしは大好きなのです。

 

お別れなのに私だけではなくて、お相手の数名の方々までも笑顔なのです。

お別れなのに、いついつまでも一緒にいたいと思うほどなのです。

ふつう別れは余り経験したくないものですが、別れは、案外いいものなんですよ。

 

きょうはそんなお話しです。ケンカするほど仲がいい。そういう別れもありますけれど、ケンカやもめごとでのお別れではないのです。ケンカは今はしませんので。。

 

私は普通で言う社会人とはかなりかけ離れた人生を、送ってきていて、あまりいい印象で見られることがないのですが別にいいと思っています。そんな私の人生に唯一素敵な経験をさせていただいた方とのお別れでした。

 

ある上場企業の係長さんと、その会社の明るい女性事務員さんです。出遭いは初夏でした。

私は社会からはぐれて行き場を失いかけていました。自分の行いに間違いがあって自分の責任で全てを失いかけ、もう、どうにもならない状況で途方に暮れていました。

あてもなく、頼る誰かもいませんでした。借金の返済や家賃の支払いなどに追われる毎日。なんとかなる。今までもなんとかなってきた。

 

けれど、今回だけはわかりませんでした。逃げたい、あきらめようか、限界、そんな思いがありました。そんな時に出逢った今日お別れをしてきた企業さん。

 

忘れもしません。あの初夏、私は、ぼろぼろの靴をはいていました。そしてなけなしのお金を持ち出かけました。

電車と、バスを乗り継いで、朝の10時待ち合わせに遅れないように、

バス停から徒歩で数分の場所にある事務所を目指して歩きました。

 

目的の事務所はもうこのあたりなのだけれど、見当たらず。不安になり一度電話をかけてみることにしましたが、繫がらず困りました。次は、記載されていた二つ目の番号へかけてみました。

そこは企業の本部で面接会場ではなく、もう冷や汗が止まりませんでした。

しかも面接時間前5分くらいでしたから、これは大変なことが起こってしまったと焦りました。

面接会場の通知場所がメールで変更されていないままだったのですが、それを私もお相手の会社の方も当日に気がついたということでした。

新たに事務所の引越しをされていたのです。私は、思いました。バス賃がない。。かもしれん。。

 

同じ道をまた戻るのか。ここで私は何か不思議なご縁を感じます。その時すでに面接時間は大幅に過ぎていました。私は、トラブルにはなれているので、こういう場合は、こういう場合でなんとかしようと思うところがあるのですが、

 

だいたいの企業様の場合だと違いました。ただ一つの些細な失敗は許されない。

ましてや初日からなんて。これはどちらが悪いとかの言い合いの種にもなりかねない。

電話口の明るい女性事務員さんは、誤り続けます。

私は驚いて、少しムッとしました。でもそのあと明るい女性事務員さんは言いました。

どうしますか?私はすぐに答えました。今からでも向かいます。

半分泣きそうになりながら、今来た道を歩いてバス停へ、

靴が持つか?今日もってくれたらいい。そんな状態でした。

行くしかない。今の私には、そこしか行く場所がなかったのでした。

 

困り果てて死んでもおかしくないくらいの状態で、明日のご飯もどうしよう、

常にそんなことが頭にありました。でも、これは不思議ですが、そういう時こそ力がでてくるのを感じていました。

バス停に到着して待ち合わせの場所に到着すると、そこには可愛らしい女性事務員さんが、まつもとさんですか?と話しかけてきました。

すみませんでした。お互いそういい事務所に行きました。そこで私を待っていたのが、

係長さんだったのです。

 

話が進んでいくうちに是非きてくださいというお話しをいただきました。しかし、私には今大問題が目の前にあることを話しました。

 

今の状況を聞いた係長さんは、少し戸惑いましたが、採用してくださりました。

この時に救いの神様の存在をまのあたりにしたのです。

別に今お金がない危機的状況で、お金を援助とか、そういう物質的な支えということではなく。

 

現にお金はその後もしばらくは手元にはありませんでした。それでも神様に出逢ったと思ったのです。冷えた身体が底のほうからジワジワ暖まってきた感覚は、未だにあります。力になります。あの時、係長さんはこういってくださいました。その時、明るい女性事務員さんは優しくうなずかれました。

 

何もかもをなくした私の心は冷えきっていましたが、人様のぬくもりに再び温かくなりだしたのです。そんなお優しい係長さんと、明るい女性事務員さんのいる企業と、

なぜお別れをしてきたのか?

 

係長さんと、明るい女性事務員さんと過ごしたのはその日を入れて5日。後は現場へ配属されました。その現場で私はこの夏、日射病にかかってしまいました。

 

わずか1日目でダウンでした・・あまりのしんどさに頭が割れてしまいそうでしたが、

係長さんや、みなさんの期待に応えようとして、その後2日を出ました。

それがよくなかった。更にダウンしました。

 

これまで無理はしたらダメだということを、理解していると思っていたのですが、

わたしはしていました。このことからお別れをすることになったのでした。

 

きょう、久々にお逢いしてきた係長さんと、明るい女性事務員さんと少しお話しも出来ました。これも何かのご縁だね、またよろしくね。とありがたいお言葉を頂戴しました。

 

いえいえこちらこそ、あのきつい時期にぼろぼろの私を受け入れてくださいまして、

ほんとうにありがとうございます。出逢いがあり、そして別れがある。供に過ごした時間は短いものでしたが、ご縁というものはその場だけではないというのもわかるような気もします。

 

初夏のころ冷えた心を優しく包み込むように、接していただけた嬉しさやぬくもりは、

まるでわが子をいたわる父のようでした。歳幅や肩書きの生かし方を学びました。

 

なけなしのお金の話を温かい眼差しで聞き入れ優しく微笑む明るい笑顔の女性事務員さんは、あたたかなおねいさんのようでした。

 

 最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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http://siako.hatenablog.com/entry/2019/10/15/142127 もしも心に響いたら大事な方にもシエアしてください。

 

ではまたおあいしましょう。すてきな夢を、

 

 

 

松本幸子

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